高性能スキャナを支える技術力
3. 高性能イメージスキャナを支える4つの先端技術
官公庁や企業で業務用イメージスキャナを利用する場合は、特に種類やサイズを問わず、大量の紙文書を高速かつ正確に読み取り、安定給紙が可能であることを求められます。
このニーズに対応するため、他社に先駆けた機能と性能を実現する技術力を結集した高性能イメージスキャナを開発しています。

1. 給紙技術
業務用イメージスキャナでは入力効率を左右する”用紙搬送”を、高速かつ安定して行うことができることが最も重要なポイントです。
「fiシリーズ」イメージスキャナは、安定した用紙搬送を実現するため、ほぼ直線に近い用紙搬送ルート(ストレートパス)になるよう設計されています。これにより用紙は複雑な搬送ルートを通ることがないため、用紙が詰まりにくくなると共に、カールやしわの多い用紙なども、種類やサイズを問わず安定した給紙を行うことができます。
また、2系統の独立したCCD(Charge Coupled Device)光学センサーと内部処理回路を搭載して、1回の用紙搬送動作で両面同時読み取りを可能としました(一部機種を除く)。
これにより、片面機で起こりがちな大量の用紙を表と裏の2回に分けて読み込む必要がなく、途中で用紙の順序が入れ替わってしまうなどのトラブルも起きず、確実に高速読み取りを実現します。

2. 光学技術
業務用イメージスキャナで読み取る用紙は、常に状態の良い用紙とは限らず、むしろカールやしわの多い用紙などを読み取る頻度が高い場合があります。このカールやしわなどが多い用紙を読み取った場合でも、鮮明な画像が出力できることを業務用イメージスキャナでは要求されます。
「fiシリーズ」イメージスキャナは、深い焦点深度が得られる光学ユニット「縮小光学系CCD(Charge Coupled Device)センサー」を全機種に搭載しています。このCCDセンサーはスキャンする距離が違っても、文字のつぶれやボケのない鮮明な画像を出力することができます。

縮小光学系CCDセンサー
3. 制御技術
紙質や紙厚、サイズの異なる原稿を混載読み取りする場合には、一度に2枚以上の用紙が重なって給紙(マルチフィード)されやすくなり、業務効率を低下させることにつながります。
「fiシリーズ」イメージスキャナは超音波方式マルチフィードセンサーを搭載(一部機種を除く)しているため、マルチフィードによる業務効率の低下を未然に防ぐことができます。
さらに、用紙の給紙状況を「fiシリーズ」イメージスキャナの内部センサーで検出し、薄紙では小さい力で紙を搬送し、用紙の損傷を低減するとともに、逆に厚紙では大きな力で安定した給紙を行う制御技術を搭載しています。

4. ソフトウェア技術
独自に開発したソフトウェア技術は、優れた色の再現性や画像つなぎ等の画像処理技術、OCR認識、レイアウト認識等の認識処理技術により、業務の効率化につながる機能を実現しています。
「fiシリーズ」イメージスキャナには、縦向きと横向きの原稿が混在した場合でも、用紙の向きを自動的に補正する機能を備えており、入力処理の効率向上を実現します。
また、Faxで送られてきた原稿や多少(±5度)傾いてコピーをされた原稿などを自動的に補正する機能(デスキュー機能)も搭載しています。


私達は、今後も読み取り業務にかかる時間や手間を減らす読み取り業務の「自動化」を目指して、先行する優れた給紙技術や、認識処理技術の改良を行い、より高性能な「fiシリーズ」イメージスキャナの開発を行っていきます。
