業務用スキャナー fi-7700 特長

安定した連続読み取りを実現する給紙機構

確実に1枚ずつ読み取る給紙制御機能「インテリジェント・ピックアーム」

給紙状況をセンサーで感知し、原稿にかける圧力を制御する「インテリジェント・ピックアーム」が、原稿にかかる圧力を自動で制御。カールやしわのついた原稿でも紙詰まりしにくく、薄紙からプラスチックカードのような厚い原稿まで、多様な読み取りに対応します。給紙ミスの防止と紙詰まり低減を両立し、より安定した給紙を実現します。（特許登録済み）

大切な原稿を破損から守る安心の原稿保護機能

"音検知"と"原稿の移動量監視"の2つの原稿保護機能を搭載。紙詰まりの発生時には原稿搬送を停止し、大切な原稿の破損を防ぎます。

異常音検知

原稿の移動量監視

サイズ混載時もセットしやすい「左右独立可動サイドガイド」

傾きの累積を抑えて画像の欠けを防ぐ「斜行補正機構」

左右のローラーが独立して動き回転を調節することで、1枚目の原稿が傾いて給紙された場合に、2枚目の原稿へ傾きが累積することを防ぎ、イメージデータの端が欠けるトラブルを防ぎます。

多彩な原稿の読み取りに1台で対応

A3フラットベッドスキャナー搭載

カバーを開けたままスキャンできる「カバーオープンクロップ機能」

フラットベッドのドキュメントカバーを開けたまま読み取ることで、自動的に原稿のサイズを検出し傾きを補正して出力します。位置を気にせずガラス面に原稿をセットでき、毎回カバーを開け閉めする手間が省けるため、作業時間を短縮できます。また、「黒色原稿押さえパッド」（オプション）を利用した原稿読み取りもご利用いただけます。

複数枚つづりの伝票なども読み取れる「手差し・単送モード」

「ADF両面（仮想）読み取り機能」を搭載 (fi-7700S)

原稿の表面を全て読み取り、続けて裏面を全て読み取ったあとに原稿を自動的に並べ替える機能です。この機能により、片面機でも両面読み取りを仮想的に実現します。

※本機能は、PaperStream IP（TWAIN）とPaperStream Captureの組み合わせで実現します。

※表面と裏面の読み取り枚数が異なる場合、原稿の並べ替えは行われません。

作業者に配慮した使いやすいインターフェイス

ユニバーサルデザイン

作業者に配慮したユニバーサルデザインを採用。ADF部分を180度回転することが可能なため、左右どちら側からでもスムーズに原稿を挿入できます。また、ADF部分は左右にスライドするため、狭く限られたスペースに設置することも可能で、設置場所を選びません。液晶パネルには原稿読み取り時の様々な動作設定、原稿読み取り枚数、エラー状況が表示されます。

次の原稿束を置いておけるサブトレイ

OCRに最適な画像処理機能

「PaperStream IP」が文字の視認性が高い二値画像を生成

高度な自動二値化処理により、様々なドキュメントを簡単かつ自動的に、視認性に優れ、OCR（光学文字認識）に適したイメージデータに変換することができます。あらかじめ読み取り条件を詳細に設定することなく、高品質なイメージデータを生成することができます。

• PaperStream IPの詳細を見る

データ整理・活用を支援する豊富なソフトウェア

「PaperStream Capture」がデータ整理・活用を効率化

スキャン、画像確認、保存までを簡単な操作で行えるソフトウェアを標準添付。自動仕分け機能や、バーコード認識結果により効率的なデータ整理が可能です。

纏めて読み取った原稿をファイル分割

バーコード認識結果をファイル名に指定

• PaperStream Captureの詳細を見る

簡単操作のソフトウェア「PaperStream ClickScan」

集中管理ソフト「Scanner Central Admin」でメンテナンスを効率化

複数台のスキャナーの設定情報やドライバの一括アップデート、消耗品・エラーの状態など稼働状況の監視が可能です。スキャナーごとの設定作業やコンピュータごとのアップデート作業をなくし、大量導入や多地点展開にかかる負担やコストを大幅に削減します。

• Scanner Central Adminの詳細を見る

スキャナー制御を可能にするソフトウェア開発キット

スキャナーの専用知識を持たない開発者でも、制御プログラムを開発できるキットを使うことで、システム構築の開発効率を大幅に向上させる「スキャナーと業務アプリケーションの連携」が可能になります。

• Scanner Control SDKの詳細を見る

日々のメンテナンスも快適

ADFが大きく開き清掃しやすい

消耗品/清掃用品キット「ScanAid」